【祭小物|反物】菊花「真岡晒|もおかざらし」和晒(綿100%)■長さ10m×巾(約)34cm
【祭り用品豆知識|和晒(わざらし)について】
〈和晒とは〉
■織りあがったばかりの木綿には、天然繊維であるため油分や綿カス、糊などの不純物が付着した状態です。その不純物を落とす工程を一般に晒と呼びます。和晒の特徴は、江戸時代と変わらず、いまも『釜』で炊くことにより晒加工を行っているということです。
〈和晒の風合い〉
■和晒は、長時間(通常3〜4日間)釜にいれた状態で、煮られながら精練、水洗いで洗浄、と次々工程を重ねていきます。 圧力がかかっていませんので、仕上がった繊維の断面は円形を保っています。
〈和晒の機能性〉
■和晒は、織りあがったそのままの状態の生地を使用します。和晒の製法が、生地そのものに高い吸水性・通気性・保温性を与え、優しくて柔らかいふんわりとした肌触りを生み出し、木綿本来の風合いを最大限引き出します。
『和晒』で仕上げた生地は、昔からガーゼや赤ちゃんの肌着・オシメなどによく使われている、安心・安全な生地です。洗えば洗うほどふんわりと柔らかくなるその風合いは寝具に最適で、優しく柔らかい肌触りが特徴です。
【仕様】
■素材:綿100%
■サイズ:長さ10m×幅34cm
【お取り扱いのご注意】<和晒生地はとてもデリケートです>
■優しく織り上げているため、毛玉ができたり、縮んだりすることがあります。色合いや風合いを保つため、タンブラー乾燥を避けて、手洗いの後に形を整えて陰干ししてください。濃い色のものは色移りをすることがありますので、ご注意ください。
【ご存知ですか?|晒木綿(さらしもめん)はこんなに使えます。】
■おむつに、肌襦袢(はだじゅばん)に、腹巻に、手拭やふきんに、災害時の繃帯(ほうたい)に、ご使用ください。
■お祭りでは、胴に巻いたり、締め込みや鉢巻としてご使用頂けます。
※新型コロナウイルス感染拡大防止、マスク不足、手作りマスクの材料として晒の需要が高く品薄状態です。売り切れの場合は、ご容赦下さい。